合計特殊出生率 ( TFR ) の4軸比較
合計特殊出生率 ( 一人の女性が生涯に産む子どもの数の指標 ) を4軸で比較。OECD平均1.55、日本1.20、北海道1.06、道北1.18と、日本国内では北海道が最低水準だが道北の一部市町村は子育て施策で全国平均並みを維持。
数値の概略
合計特殊出生率 ( 2024年確定値 )
| スケール | TFR |
|---|---|
| OECD加盟国平均 | 1.55 |
| 日本 | 1.20 |
| 北海道 | 1.06 |
| 道北の主要市町村平均 | 1.18 |
| 全国最低 ( 東京都 ) | 0.99 |
| 全国最高 ( 沖縄県 ) | 1.60 |
読みどころ
- 北海道は全国でも下位だが、 道北は北海道全体より高いという反転がある。 都市部より地方の方が出生率が高いという日本のパターンを北海道内でも反映。
- 道北の中でも 下川町・東川町・東神楽町 は1.5を超える年がある ( 子育て支援・教育環境の充実が要因 )。
- OECDで1.6以上を維持しているのはフランス・スウェーデン・米国の一部地域など。 日本全体が「世界の例外」になっている構造。
4軸で並べる意義
- OECD と日本の差 ( 0.35 ) は、 日本の少子化が制度ではなく文化・労働環境に根がある可能性を示唆
- 日本と北海道の差 ( 0.14 ) は、 道内の経済停滞と転出超過の累積影響
- 北海道と道北の差 ( +0.12 ) は、 ローカルの子育て施策が出生率に効く実例
- 道北の数字は「日本の人口政策の希望」になる可能性がある
関連課題
道北の出生率上位市町村 ( 2020-2024平均 )
- 下川町 ・1.62
- 東神楽町 ・1.58
- 東川町 ・1.52
- 中川町 ・1.48
- 名寄市 ・1.32
データ取得元
- 厚生労働省・人口動態統計 ( 確定値 )
- OECD Family Database
- 北海道庁・地域別出生率