観光入込客数の4軸比較・コロナ後の回復格差
観光客数のコロナ前後の回復率。世界は約95%、日本は約110%、北海道は約85%、道北は約65%。インバウンドはニセコ・札幌に集中し、道北の回復は遅れる。
数値の概略
観光客数 ( 2019年=100の指数 ・2024年 )
| スケール | 2019 | 2024 | 回復率 |
|---|---|---|---|
| 世界国際観光客数 | 100 | 95 | 95% |
| 日本訪日外客数 | 100 | 110 | 110% |
| 北海道入込客数 | 100 | 85 | 85% |
| 道北観光入込 | 100 | 65 | 65% |
読みどころ
- 日本全体はコロナ前を超えて回復したが、 これは円安効果と都市集中型のインバウンド。
- **北海道は85%**で道庁が「2026年に100%回復」を目標。
- **道北は65%**で回復が遅い。インバウンドが ニセコ・札幌・小樽に集中し、 道北までは届きにくい構造。
- ただし道北の特定スポット ( 旭山動物園・美瑛・富良野 ) は回復率90%超で、 地域内格差が大きい。
4軸で並べる意義
- 世界の回復から見て日本のオーバーパフォーマンス ( 110% ) の特殊性が分かる
- 日本国内で北海道が下振れしている要因 ( 寒冷期短期化・スキー集中 )
- 北海道内で道北の回復遅延が「観光地分散化」の課題を示す
道北の主要観光地別回復率 ( 2019比 )
| 観光地 | 2024 |
|---|---|
| 旭山動物園 ( 旭川 ) | 92% |
| 美瑛・富良野 | 88% |
| 名寄・なよろ風連 | 70% |
| 稚内・宗谷岬 | 55% |
| 利尻・礼文 | 60% |
| サロベツ湿原 | 50% |
インバウンド比率
- 北海道全体 ・22% ( 2019年比 +9pt )
- 道北 ・6% ( 2019年比 +1pt )
道北はインバウンド比率が依然低く、 国内客中心の構造。
関連課題
データ取得元
- 観光庁・宿泊旅行統計
- 北海道庁・北海道観光入込客数調査
- UNWTO ( 世界観光機関 ) ・ World Tourism Barometer