森林率の4軸比較・道北は北海道平均超え

国土に占める森林の割合。世界平均31%・日本67%・北海道71%・道北 ( 上川北部 ) 80%超。下川町は90%超で日本有数の森林率。

分類
環境
範囲
グローバル / 全国 / 北海道 / 道北
期間
2020-2024
公開日
2026-06-15
出典
FAO Global Forest Resources Assessment / 林野庁 / 北海道林務局
ライセンス
出典各機関 ( 公的統計 )

数値の概略

森林率 ( 国土・地域面積に占める森林面積の割合 )

スケール森林率
世界平均 ( FAO 2020 )31.0%
日本67.4%
北海道71.0%
道北 ( 上川北部 + 留萌内陸 + 宗谷山地 )80%超
下川町 ( 道内最高水準 )90.6%
東神楽町 ( 上川南端 )35.9%

読みどころ

  • 日本は世界平均の2倍超の森林率。 高度経済成長期に山林を放置せず保有・継承してきたため。
  • 道北は日本の中でも森林集積地。 上川北部・宗谷管内は標高・気候条件で植林経済が成立する数少ない地域。
  • 下川町の90.6% は日本でも有数。 「森林共生社会」を町政の柱とする政策設計と森林経営60年循環の実装で全国の先行モデル。
  • 同じ道北でも、 平野部 ( 名寄盆地 ・ 上川南端 ) と山地で森林率は大きく異なる。 「道北全域=森林地」のイメージは粗い。

4軸で並べる意義

  • 世界 → 日本の差で「日本の森林ストック」の優位性が分かる
  • 日本 → 北海道は微増で、 都府県との差を見るほうが意味がある
  • 北海道 → 道北では1.5倍程度の集積
  • 道北の中も町村差が3倍近い

利用形態と経済

  • 道北の林業産出額 ・ 約120億円 ( 2023 ) ・ 道内の40%以上
  • 木材自給率 ・ 北海道は約50% ( 全国は約42% )
  • 担い手 ・ 林業従事者数は20年で約30%減

森林率の高さは、 そのまま林業の強さに直結しない。 担い手と需要側の設計が伴って初めて産業として機能する。

関連課題

データ取得元

  • FAO ・ Global Forest Resources Assessment 2020
  • 林野庁 ・ 都道府県森林資源現況 ( 2024年 )
  • 北海道林務局 ・ 市町村別森林面積